舞踊歴70年を超えるプリマバレリーナで、2024年の秋に旭日重光章を受章された森下洋子さん。
- 森下洋子は夫もバレエダンサーなの?
- 森下洋子の家族構成は?
- 森下洋子に子どもはいる?
- 森下洋子の経歴や受賞歴は?
といったことが気になる人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では『森下洋子は夫もバレエダンサー?家族構成や子どもがいるかも調査!』と題して、森下洋子さんの夫や家族、これまでの経歴について紹介します。
これを読めば、70年以上も現役で舞台に立ち続ける森下洋子さんのすごさがわかります!
森下洋子は夫もバレエダンサー?
森下洋子さんの夫は、バレエダンサーの清水哲太郎さんです。
清水哲太郎さんは松山バレエ団総監督を務め、振付師としても活躍されています。
森下洋子さんとはバレエのパートナーとして海外で一緒に舞台に立たれたこともあります。
夫の清水哲太郎さんについて、森下洋子さんは産経新聞の取材で次のように語っています。
「20歳のときに初めて一緒に踊らさせてもらったとき『波長が合うな』『きっといいものができそう』と感じました。ずっと一緒に踊っていけると思ったんです。そのときの直感は正しかったみたい」(引用:産経新聞)
そして、お二人が夫婦となったのは1976年、共に28歳の時でした。
森下洋子さんは結婚後も夫と2人だけの甘い新婚生活を楽しむわけではなく、夫婦そろってすぐに舞台に上がっています。
夫の清水哲太郎さんが「僕たちの関係もお互い『寝ても覚めてもバレエ』なので続けてこられた」と語っているように、森下洋子さん夫妻は夫婦である以前に最高の同志のような関係性と言えますね。
森下洋子の家族構成は?
森下洋子さんは、夫の清水哲太郎さんと2人家族です。
森下洋子さんは被爆2世として広島で生まれました。
当時は、有名なホッケーの選手だった父と洋食屋を営んでいた母、6歳年下の妹の4人家族でした。
そして、森下洋子さんは「バレエを一生の仕事にしたい」と小学6年生の時に家族のもとを離れて一人上京しました。
この時、ご両親は「お金は出すけど、口は出さない」と言って反対することはなかったそうです。
そんなご両親はすでに亡くなっており、森下洋子さんには子どもがいないので、現在家族は夫だけということになります。
今の家族である夫の清水哲太郎さんとはバレエのパートナーという関係でもあります。
幼少期から現在に至るまで家族の支えがあったからこそ、森下洋子さんは70年以上もバレエを続けてこられたのかもしれませんね。
森下洋子に子どもはいる?
前述したように、森下洋子さんには子どもはいません。
中國新聞に掲載された記事の中で、森下洋子さん自身が「私は子どもがいません」と語っているので、間違いありません。
森下洋子さんは結婚後も新婚旅行には行かず、夫の清水哲太郎さんと共にすぐに舞台に上がり、世界中で活躍されています。
子どもを産み育てながら活動するのはかなり大変ですよね。
バレエに人生をささげ、その第一線を走り続けてきた森下洋子さんは子どもがいることだけが女性の幸せではないと体現してくれているようです。
森下洋子さんに憧れを抱くバレエダンサーがたくさんいるのも納得ですね。
森下洋子のプロフィール
森下洋子さんのプロフィールについてまとめました。
【森下洋子さんのプロフィール】
氏名:森下洋子(もりしたようこ)
職業:バレリーナ
出身地:広島県広島市中区江波
生年月日:1948年12月7日
身長:150㎝
夫:清水哲太郎
森下洋子さんは、日本で初めて国際的に活躍したプリマと評され、「東洋の真珠」と言われています。
3歳からバレエを始め、70歳を超えた現在も現役で活躍されているのはすごいですよね!
森下洋子の経歴と受賞歴
森下洋子さんの経歴及び受賞歴は、以下の通りです。
【森下洋子さんの経歴】
西暦(当時の年齢) | 経歴 |
1951年(3歳) | バレエと出会う。 当時体が弱く、医師から運動を勧められ、家の前の幼稚園のバレエ教室に通ったのがきっかけ。 広島のバレエの草分け的な存在であった葉室潔の教室だった。 |
1955年(小1) | 広島市公会堂で行われた橘バレヱ学校の生徒の公演を見て学びたいと、両親を説得。 夏休みや冬休みの期間中のみ一人で上京し橘へ通うようになる。 |
1960年(小6) | バレエを一生の仕事にするため本格的に上京。 橘秋子氏に師事し、住み込みのバレエ漬け生活を始める。 |
1964年(15歳) | 武蔵野市立第一中学校卒業 |
1967年(18歳) | 吉祥女子高等学校卒業 |
1969年(20歳) | アメリカ留学 当地で契約オファーの話もあったが、すべて断り日本に帰国する。 |
1971年(23歳) | 松山バレエ団に移籍 |
1975年(27歳)~ | 文化庁在外研究員として清水哲太郎とともにモナコ公国へ留学。 マリカ・ベゾブラゾヴァに1年間師事。 |
1976年(28歳) | 清水哲太郎と結婚 アメリカン・バレエ・シアターに招かれ、プリマとして世界デビューを果たす |
1982年(34歳) | 日本人として初めてパリ・オペラ座に出演 |
1987年(39歳)~ | ローザンヌ国際バレエコンクール、ニューヨーク・バレエコンクール、ヴァルナ国際バレエコンクールなどで審査員を務める。 |
2001年(53歳) | 松山バレエ団団長に就任 |
2002年(54歳) | 日本芸術院会員に就任 |
【森下洋子さんの受賞歴】
- 芸術選奨新人賞(1971年)
- ヴァルナ国際バレエコンクール金賞(1974年)
- 文化庁芸術祭賞(1975年)
- 芸術選奨文部大臣賞(1978年)
- 毎日芸術賞(1982年)
- 都民文化栄誉賞(1984年)
- 日本芸術院賞(1985年)
- ローレンス・オリヴィエ賞(1985年):日本人初
- 朝日賞(1990年)
- 文化功労者(1997年)
- 広島県県民栄誉賞(2000年)
- 高松宮殿下記念世界文化賞(2012年)
- 中国文化賞(2012年)
- 旭日重光章(2024年)
まとめ
今回は、バレリーナの森下洋子さんに夫や子どもはいるのかと経歴や受賞歴について紹介しました。
森下洋子さんは1976年に結婚しています。
夫の清水哲太郎さんは、森下洋子さんと同じくバレエダンサーとして活躍しており、ご夫婦で舞台に立たれることもあります。
森下洋子さんには子どもはおらず、夫・清水哲太郎さんと2人家族です。
70歳を超えても現役で踊り続ける森下洋子さんのご活躍をお祈りしています!
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